農園百景

四季の変化を感じさせてくれる花木。人々は暮らしに合わせて、別の呼び名を付けて親しんできました。
とりわけ、眠りの世界からの目覚めの時を知らせてくれる花木には、四季のある日本ならではの名前が付いていてとても情緒的です。
今回は春の花木の呼び名をご紹介♪


- まだまだ寒い2月頃、眠りの世界からいち早く目を覚ますことから「春告げ草」と呼ばれています。
奈良時代には、「花」といえばサクラではなく梅を指すことのほうが多かったほど、古来から梅の開花は楽しみにされていたのですね。


- コブシの開花を目安に農作業を始める地方も多く「田打ち桜」とも呼ばれています。
千昌夫さんの「北国の春」にも歌われている春を告げる代表的な花木です。


- 早春に咲く鮮やかな黄色の花がとても美しくそこから、「春黄金」と呼ばれます。
秋にはグミのような赤い実がなることから「秋珊瑚(アキサンゴ)」とも呼ばれます。


- 旧暦4月の卯月に花が咲くことから「卯の花」と呼ばれます。
初夏の訪れを知らせてくれる白い花が涼やかです。


梅雨の楽しみの一つはアジサイの花の色の移り変わりです。
花言葉は「移り気」。しとしと雨の中移りゆく花の色を楽しむ。日本の梅雨ならではの風情ですね。

同じ樹木も名前が変わるだけで
より情緒的に迫ってくるから不思議です。
四季をともに過ごす木と
出会いませんか?



















