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2024/10/30
マドンナの手
コロナの影響で延期になっていた同窓会が 10月に2回ありました。
10年ぶりの高校同窓会、8年ぶりの中学同窓会です。
高校同窓会はホテルでの開催で 100名近く出席されました。
会場内を見渡すと、
男性陣は白髪混じりや 頭の薄くなった人が 多く見受けられます。
雪山に はげ山、日本100迷山か???
既にリタイアして 第二の人生を歩んでおられる方も多く
積もる話に花が咲きました。
2週間後、今度は中学同窓会です。
同級生がやっているフレンチレストランでの開催です。
前回の 高校同窓会の参加メンバーの顔もあちこちに。
一部の男子(私も含めて)から 小学校時代に
マドンナとして慕われていた女子も 来ています。
いつも、学級委員長をしていて
頭が良く、お嬢さん風で 今も独身です。
過去の同窓会では
「小学校の頃、あなたに憧れていたんですよ」 と
告白する男子も・・・
私は、そのマドンナと 数回前の同窓会で
幹事をしたことがありました。
同窓会も中締めとなり、レストランを出て歩き始めると
背中から 「○○ちゃん」 と 呼ぶ女性の声が。
振り返ると マドンナが 手を差し出しています。
握手? と 思って、彼女の手を握ると・・・
マシュマロのように柔らかく、とても暖かいのです。
そのまま、マドンナが話し始めます。
「以前の同窓会で 幹事を手伝って下さって
ありがとう・・・」
お世話になった人、皆に御礼を言っているようです。
彼女の話しが終わるまで ずっと手を握っていました。
私が そっと手を開くと 彼女も手を放します。
「さよなら・・・」
手のひらに マドンナの手の ぬくもりが残っておりました。
今度の同窓会は いつかな・・・
2024/9/21
長崎で、カステラ作りに挑戦
先日、地元の農会の親睦旅行で 長崎に行って来ました。
いつも楽しい旅行を提案して下さる、フリースタイルトラベルさんのプランで
今回は 長崎カステラに挑戦です。
空港から 長崎カステラランドに直行。
手を消毒し、マスク に ヘアキャップ そして エプロン着用。
そこからまだ、個室のエアシャワーで 埃を落としてからの入室です。
ちなみに、左手前が私です。
中央の青いエプロンの人が社員さんで 指導して下さいます。
材料をボウルに入れて、ハンドミキサーで かきまぜます。
ウィーーン・・ ウィーーン・・・
「もう いいかい?」 「まぁだだよ・・・」
みんな、もういいかなぁ・・・・・ と
ボウルの中を 見つめています。
混ぜ終わったら、木枠の中に流し込みます。
トロトローー と 入れると
木枠の中が いっぱいになります。
これを 炉の中に入れて、高温で焼くと カステラになります。
焼きあがったカステラを 持ち帰るために
箱詰めの準備をします。
焼く前に 名前を木枠に付けていたので
自分の作ったカステラを 持ち帰れます。
ビニール袋に カステラを入れて 密封してもらい、
箱詰めして完了。
自宅に持ち帰ってから 試食です。
どんな味か 楽しみです。
ちなみに 私の作ったカステラは
孫たちが 笑顔で食べてくれました。
2024/9/7
14人の笑う人達
9月 5日・6日と、日本植木協会の 関西ブロックの希望者14人で
四国に研修に行ってきました。
1台のワンボックスカーに、14人乗ってギューギュー詰めで さあ出発。
ドライバーは 一番若手の いつもの K君。
高速道路を アクセルべた踏み ギ゛ュイイーンと 安全運転。
車内で 冗談が飛び交う内に、あっと言う間に 徳島に到着。
半袖、帽子、スニーカーの軽装ですが、
「熱いぃーー、日陰はどこやぁ・・・」 と言いながらの 植木畑巡りです。
次は 高知の 牧野植物園へ。
皆、業界の人間なので 何度か来た事があります。
そこで、冷房の効いた館内や 屋外も涼しい日陰を選んで見学します。
せっかく来たんだからと、全員で記念撮影。
中央の 杖を突いているのが私です。
最後は 高知の O農園さんで 美味しいマンゴージュースと
冷やしたマンゴーを ごちそうになりました。 本当に美味しかったです。
笑いの絶えない、楽しい2日間でした。
2024/7/3
ガンマン登場
若生植木農園に 新しいスタッフが加わりました。
元 ガンマンだったそうです。
もちろん、ジュリアーノ・ジェンマ や リー・バン・クリーフ の
世界の話しではありません。
腰には 拳銃の代わりに 植木鋏をぶら下げています。
「 ガンマン 」
港の コンテナを積み下ろしする ガントリークレーンの
オペレーターを そう呼ぶそうです。
名前は 三田(さんだ)君、「みた」ではありません。
スタッフ紹介を ご覧下さい。
どうぞ 宜しくお願いします。
2024/6/14
人の道に外れない
先日、高校の同窓会の案内が届きました。
10年ぶりで 年齢的に 最後の同窓会になるそうです。
中学の同窓会も 今年秋にあると聞いています。
中学の同窓会がある都度、
私には よみがえる記憶があるのです。
クラス全員で書いた寄せ書きに 書いてあった
担任の 上和田玲子先生の言葉です。
『卒業するあなたたちに、「らしく」ということばを おくります。
「男らしく」、「女らしく」、「青年らしく」
そして なによりも「人間らしく」生きてほしい。
自分の いのちを大切にし、心を大切にし 考えながら生きてほしい。
そして、他の人の いのちや心のことを 考えられる人であってほしい。
さあ 新しい門出、「人間らしく」生きていきなさい』
今から50年以上前の 恩師の言葉です。
もちろん私は そんな言葉が 書いてあったことすら
覚えていませんでした。
この言葉を見つけたのは 20年位前、私が同窓会の幹事になり、
中学の資料を探していた時でした。
「上和田先生、申し訳ありません。先生のお言葉と出会うまで
30年も かかってしまいました。」
「先生、私は 人間らしく 生きてきましたでしょうか?
今一度、お会いしたく思います」
当時、私は こう思いました。
私も まもなく70歳。
生き方は? 座右の銘は? と 尋ねられることがあります。
そんな時、私は 「人の道に外れない」 と 答えてきました。
そうか、あの時の先生の言葉に恥じないように生きたかったのか・・・
今一度 訊いてもいいでしょうか。
「先生、私は 人間らしく 生きてきましたでしょうか・・・」
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