受粉を手伝ってくれる昆虫に寄ってきてもらうため、目立つ色を選んだ結果、緑がどんどん濃くなるこの時期には、その中で目立つ白色が多くなったということです。
青、緑、黄色のみ認識するミツバチは、花粉と同じ色である黄色には特に敏感に反応するそうです。
人間にとってもまだ枝だけの木々や、雪が残るモノクロの世界の中で、明るく輝く黄色はとても目立ちますね。
日本にいる多くの昆虫が、紫外線の領域の色しか認識できず、赤は見えないそうですがチョウは赤を認識することができます。
白や黄色以上にチョウを刺激し、そして興奮までさせる色彩が必要であったため生まれたのが赤やピンクの花。
認識できる虫が少ないため、花全体に占める率は実はわずか1%。
熱帯にはチョウのように赤を見分けられる昆虫が多いので、赤い花が多いようです。
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