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農園日記

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2014/4/28

花は人のために咲くものじゃない

ゴールデンウィークが始まり、私も妻と散策です。

六甲山に行こうと出かけて、立ち寄ったのが 六甲高山植物園です。

園内を散策していて、ふと 目にとまった記念碑。

7年前の 農園日記に書いた出来事がありました。

ここが あの話の・・・


今から 33年前、こんな話がありました。

兵庫県の とある植物園に、

さる高貴なお方が お見えになることになりました。

植物園は、満開のしゃくなげの花を 見ていただこうと 

色々と手を尽くしましたが、

高貴なお方が お見えになる前に 花はすべて散ってしまいました。

恐縮した当時の園長が、お詫び申し上げると

高貴なお方は、おだやかに笑っておっしゃったそうです。

「花は人のために咲くものじゃない、 花は自然に散るものだ」

当時の園長は、そのお言葉に 深い感銘を受けられたそうです。


私も その お言葉を 季節の木々の花を見るたびに思い出すのです。

花は人のために咲くものじゃない・・・

2014/4/22

今、農園スタッフを 募集しています

若生植木農園では 農園スタッフを募集しています。

募集条件は

自動車マニュアル普通免許を お持ちの方(植木の配達に必須です)

宝塚本社まで 通勤時間40分程度以内の近隣にお住まいの方。

何よりも 植木に興味があり、屋外で働くことが好きな方。

但し、経験は 一切不問です。

入社後、指導しますし、自ら学ぼうとする姿勢の方を求めています。


以前にも スタッフを募集したことがありましたが、

私共の農園での仕事を 誤解される方もおられましたので

ここで 少し ご紹介しておきます。

若生植木農園での仕事は

花屋さんや 園芸売店さんの延長では ございません。

また、造園工事業でも 植木の剪定手入れ業でも ございません。

順を追って ご説明しましょう。

先ず、全国各地から トラックで 植木が入荷します。

これを 農園内のプラットホームに 降ろします。

雨の日でも 作業はあります。

ホームページの農園百景 植木の入荷を ご覧下さい。

荷降ろしした、植木の枝を剪定して 植え込みできる状態にします。


樹形を整えるのと 枯れないようにする為です。

この作業を通じて、植木を枯らさない剪定の仕方や

樹形の整え方を学んで行きます。
枝を剪定された木を 農園内の あちこちに 植え込みします。

どれくらいの穴を掘って、どんな深さに植えるか、

水鉢は どんな大きさに どのように作るか。

どんな向きに植えれば よく見えるか。

植木を植える基本を 学びます。

今度は、根がよく張った 植え替えしていない木の 掘り取りです。


根鉢の大きさや 根鉢の厚みは どれくらいにするか、

根の切り落とし方は 根巻の方法は・・・

植木の 掘り取りと移植の基本を学びます。

掘り取り、根巻の 基本が判れば こんな大木でも扱えます。


植木を 枯らさずに お客様の元へ届ける。

それが 農園の基本です。

もちろん、お客様の ご希望があれば 植え込みにも伺います。

お客様の 「ありがとう」 ほど、嬉しい言葉はありません。
基本的には 肉体労働です。

でも、女性スタッフも 活躍しています。

現在のスタッフの年齢は 29歳前後で 高明所長は 41歳。

朝の集合時間は 宝塚本社に 午前7:30 です。

土で 汚れる仕事、

好きでないと 続けられない仕事、

でも、地に足をつけて働ける仕事です。

自然の中で 働く仲間を募集しています。


応募の方は 宝塚本社 代表 若生武まで 電話で ご連絡下さい。

TEL 0797-88-0088 です。

2014/4/11

明日まで 咲かないでおくれ

3月の末に 名古屋にお住まいの 女性の方から メールを頂きました。

「農園まで見に行けないのですが、兵庫県OO市で 

 ジューンベリーを1本、植えてもらえませんか?」


事務所の前に仮植したジューンベリーがありましたが、

他のお客様にも 以前から お待ち頂いておりましたので、

中々、予定が組めず、4月になってから

「すぐには行けないですが、4月中でしたら」 と 返事を差し上げると。


「昨年結婚して実家を出ましたので 両親が寂しくない様、

 私の誕生日と同じ4月に咲くジューンベリーを贈ろうと思い

 今回お願いしました」 とのこと。

事務所の前に 仮植してあるジューンベリーは 明日にも 咲きそうです。


何とか、ご両親に 娘さんの気持ちを届けたいな・・・

でも、農園のスタッフは 

お待ち頂いているお客様の所へ 順番に行っているし・・・

よし、私が時間を作って行こう。

それでも、伺えるのは3日後のこととなりました。


毎日、ジューンベリーの花の蕾に祈るのです。

頼むから 今日はまだ 咲かないでおくれ・・・

娘さんの ご両親の前で 咲いておくれ・・・

娘さんの気持ちを 届けておくれ・・・


植込みの 当日になりました。

ご両親のお宅の 玄関前です。

ここに 植込みします。
ジューンベリーの花は 七分咲き。

立ち会われた お母様の背丈より ずっと小ぶりです。

「一昨日が 娘の誕生日だったんですよ」

お母様が 嬉しそうにおっしゃいます。

お嬢さんの気持ちは 届きましたよ、

花は 間に合いましたよ・・・

ジューンベリー姫、今日からは ここが あなたの家ですよ。

今日まで 待ってくれてありがとう。

明日は 思いきり咲いて下さい・・・


2014/4/1

自分の歩む道

3月末で 農園スタッフの 坂元が 円満退職致しました。

元々は 料理関係の仕事をしていたのですが、

当社のスタッフ募集で入社し、二年半勤務しておりました。

お客様にも 顔を覚えて頂き、

現場の仕事もテキパキとこなすようになっていたのでずが、

本人の希望により、もう一度 料理の世界に戻ることになりました。

惜しい人材ですが、みんなで 送り出してあげました。

「料理店が出来たら 必ず 食べに行くからね!」


そして、昨年、今年と入社した新人達が 今、修行中です。

植木の性質、名前・・・・

まだ、おぼつかないことも 多々あります。

でも、毎日 自分の手で触り 季節を共に過ごし

一歩ずつ、植木屋さんらしく成長していきます。


どんな世界で仕事をしても、

お客様の 笑顔と 「ありがとう」の 一言ほど 嬉しいものはありません。

坂元君、そして 新しいスタッフ達。

自分の歩む道を 見失わないように 頑張るんだよ・・・

2014/3/22

今日の一日

今日、久しぶりに 妻と 京都嵐山に行って来ました。

私は 出かけたときは 景色も もちろん見ますが 人間模様も見ます。

電車の中で 席を譲る人、観光地で手をつないで歩くカップル、

小さな子供を連れた若いご夫婦、博物館や食堂でのスタッフの方の応対。

さすがだな・・・

微笑ましいな・・・

見習わなくては・・・・

色々な感情が 心に浮かんでは 淡雪のように消えてゆきます。

そして 心に底にたまった澱も 洗い流して行きます。

妻と散策するのは とても楽しいのです。

何かを見て 特別に感動したとかいうことはありません。

でも、休みの日になると 妻に訊ねるのです。

「おかあさん、今日は どこへ行きたい?」


そして その次の休日も 「 おかあさん、今日は・・・・」



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