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農園日記

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2014/10/17

ビフォア アフター

毎年恒例の 秋祭りの季節になりました。

明日は 地車を車庫から出して 一年ぶりの飾りつけです。

地車の保管は もちろん、あの華々しい姿のまま

保管しているわけではありません。

当然、すっぴんで 一年間 眠りについています。


地車の すっぴんです。

ここから 一日がかりで おめかしです。

お顔を きれいに拭いてあげて、

よそ行きの こっぽりを履かせ、綺麗な べべを着せてあげます。




綺麗に おめかしされました。

でも、これだけでは 何か寂しいな・・・
そう、やっぱり 舞台に立たなきゃ!

半被姿の 若い衆、そして 祭りを盛り上げる多くの人たち。

祭りは こうでなきゃ!


今年の 山本秋祭りは 10月25日です。

当日は 若生植木農園、宝塚本社共 臨時休業致します。

ご容赦下さいます様、お願い申し上げます。

2014/10/3

私が 植木屋になった きっかけ

私も もう 60歳になりました。

若生商店に勤め始めたのは 24歳の頃でした。

植木屋の家に 生まれ育ったにもかかわらず、

家業の手伝いなど 殆どしたこともありませんでしたので、

植木の名前など、ちんぷんかんぷん????


現場の 植え込み作業に行って、先輩社員の方から

「アベリアを 持ってこい」

アベリアって どれですか?

「そこの 茶色い葉っぱの ついてるやつや!」


「それから ユキヤナギも 持ってこい」

ユキヤナギって どれですか?

「その横の 葉っぱの付いてないやつや!」

こんな ありさまでした。
植木屋の息子として 生まれ育ちましたが、

高校は 公立の 普通科高校でしたし、大学も 私学の 経済学部でした。

卒業後は 経理学校に通い、

その後 油脂会社に勤め、アパートに 一人住まいで 自炊して、

総務の仕事や 現場で ドラムカン入りの油脂を扱ったりしておりました。

父の 「しばらくは どこで働いててもかまへん」 という言葉の通りに・・・・

勤めて 一年半位経ったある日、

家からの 電話です。

「ぼちぼち、嫁さんを探さなあかんから 家に帰って来い」

どうして、帰らなあかんのん???

「サラリーマンと 植木屋では 探す お嫁さんが違うやろ、

 ネクタイ締めた勤め人の旦那さんやと思って結婚したら

 毎日、土埃の落ちる作業服で帰ってくる植木屋やったなんて

 お嫁さんになってくれる人も 勝手が違うやろ。

 そやから、最初から 植木屋の嫁になってくれる人を探すんや」
とうとう、この日が来た・・・

もちろん、判っていました。

いずれ、家業の植木屋に勤めることになることは・・・・

植木の名前も まるで知らない、新入社員。

あれから、もう 35年・・・

植木屋さんの お嫁さんとして嫁いできてくれた、愛する妻に助けられて

今は 社長となり 新人達を 見守る私・・・

おかあさん、私の妻になってくれて ありがとう・・・







2014/9/20

どちらを・・・


朝夕は 涼しくなり、少しずつ 秋らしくなってきました。

柑橘類の実も だんだんと膨らみ、

様々な木々の 果実が. 目につくようになりました。

そうすると、ご自宅にも植えようと 果樹の 御注文も増えてきます。

造園業者様からも

 「お客様の希望で 必ず実の付いた果樹を お願いします」 と

 ご注文が入ります。

私共は 実が10個位付いている果樹を お渡ししても

必ず、こう申し上げます。

「お客様に見て頂いて 納得されましたら、実は 1~2個位しか残さず

 あとは 全部 切り落として下さい。そうしないと 木が 弱ります。」


今日の 農園日記、2011年 5月の日記を 再掲致しました。




ドラマで こんなシーンを ご覧になったことはありませんか。

救急病院の一室、妊娠している お母さんが

大怪我をして搬送されて来ました。

今にも、.子供が生まれそうですが、

とても 出産には耐えられそうもありません。


ドクターは ご主人に 尋ねます。

「このままでは、どちらも 助かりません。どちらを お助けしますか・・・」


話しは 変わりますが、お客様からの こんな ご注文。

「○○○ の 果樹を植えたいんです。

 必ず 一年目から 実がなる木を お願いします。

 実が生らなかったら 取り替えてもらえますか。」


植え替えて 一年目の木は 根を切られ、新しい根も張っておらず、

十分な養分を 吸収することができません。

自分自身が 生きて行くのに精一杯です。

そこへ実が生ると 自分自身にも 子供の果実にも

どちらにも 養分が不足して どちらも 衰弱してしまいます。

親木は 葉をふるい落として弱り、

果実は 大きくならないまま落ちて行きます。


十分に根が張り、元気を取り戻した 2年目、3年目以降に

実を期待するべきでは ありませんか?

桃栗3年柿8年という言葉もあるではありませんか。


ドクターの声が 耳に入りませんか?

「どちらを・・・  」

2014/9/10

はじめの一歩

今週、月曜日より 二人の若い見習いスタッフが

農園で 働いています。 もちろん、植木のことは 全くの素人。

お客様に 尋ねられても 植木の名前も 殆ど お答えできません。


これから毎日、植木に囲まれて 少しずつ学んで行きます。

植木の名前、掘り取りの仕方、トラックへの積み込み、

そして、何よりも 樹木を好きになること・・・・

今、最初の一歩を踏み出したばかりです。


明日の為の 今日の一歩。

365歩、歩んだら 

お客様にも 名前を憶えて頂けるようになっているでしょうか・・・・

今日の一歩、明日の一歩を 大切に歩みなさい。

この仕事を 選んだのなら、 この仕事を 本当に好きになりなさい・・・



2014/8/31

教えることは 学ぶこと

農園日記

思いついたことを 日々、書き連ねてきました。

今日の 農園日記、

700 回目の日記です。


人に教えるということは 経験や知識の裏付けが必要です。

経験だけに頼って説明しようとすると

未熟な相手には なかなか理解してもらえません。

聞きかじりの 知識だけに頼って説明しようとすると

自分自身の身についた、実践的なものでないため

単に 知識の受け売りになり、これもまた 相手にとっては

知識の 聞き流しになってしまいます。
未熟な者に 

「判らないことは 何でも聞いてくれ」 と 言っても

現実は 何が判らないかが 判らないというのが 実際のところです。

そこで 基礎や基本から 教えようとすると

今度は 自分が もう一度 完全に理解して、整理しなければ

教える言葉が 出てきません。
経験や知識を 相手に判るレベルの 

言葉や文章、行動にして説明することができる。

これが、知っているということです。

人に教える・・・

それは 自分自身に教え直すということなのです・・・


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